It seems you're using an unsafe, out-of-date browser. CLOSE(X)

チャイルドシートを助手席に設置してはいけない理由

NG

出産を控えた皆様、購入したチャイルドシートはもう取り付けされましたか?

実はチャイルドシートを設置する際に注意しなければならないことがあります❣ それは、チャイルドシートを設置する場所についてです!

「チャイルドシートは自分の好みの場所に設置しよう!」「助手席が一番子どもの顔も見えるからいいかも?」

もしもこのようにお考えでしたらそれは誤った考えですので、ぜひぜひこの記事をご一読ください❣

…ちなみに私も初めてチャイルドシートを購入した時は全く知識がなかったため、自分の使い勝手のいい場所にチャイルドシートを取り付けるつもりでいました。

単純に一番子どもの様子を確認しやすい場所に設置したほうが子どもも安心できるかな?と思ったからです。ですのでチャイルドシートを助手席へ設置することも検討していました💦

ですが実はこれは大間違いでした💦 正しくは、「チャイルドシートは、必ず後部座席に設置する。」これが、チャイルドシート界の常識だったんです!

今回は、チャイルドシートを助手席に設置してはいけない理由についてを詳しくご説明いたします❣

チャイルドシートを助手席に設置してはいけない理由

それではなぜ、チャイルドシートを助手席に設置してはならないのでしょうか?

助手席にあって、後部座席にはないもの・・・それは車のエアバッグです。

エアバッグがある席にチャイルドシートを取り付けると重大な事故に繋がる恐れがあるので、助手席へのチャイルドシートの設置は禁止されているんです。

そしてさらに覚えておいていただきたいのが、エアバッグ付きの助手席へチャイルドシートを後ろ向きで設置することはさらに危険だということです!

(※チャイルドシートは新生児~1歳頃までは、進行方向に対して座面を後ろ向きに設置します)

チャイルドシートの設置場所については、チャイルドシートの説明書にもきちんと記載されています❣

ご購入されたチャイルドシートの説明書を確認の上、車内の適切な場所へ設置しましょう❣

エアバッグ付きの席(助手席)へチャイルドシートを設置するのはなぜダメなの?

それではなぜ、エアバッグ付きの席(助手席)へチャイルドシートを設置してはいけないのでしょうか?

その最大の理由は、エアバッグは、大人の体型を守ることを前提に作られているためです。

エアバッグのある助手席にチャイルドシートを設置してしまうと、エアバッグが作動したときの衝撃に子どもの頭や体が耐えることができないんです。

さらに進行方向に対してチャイルドシートを後ろ向きで設置した場合はシートがはじきとばされてしまう可能性もあり大変危険です。

エアバッグがついている席(助手席)へのチャイルドシートの設置は危険であるということ、是非心に留めておいてくださいね。

後部座席の方が助手席よりもチャイルドシートの設置場所として適している理由、他にもあります!

「助手席にはエアバッグがついている」これが助手席にチャイルドシートを設置してはいけない最大の理由ですが、助手席よりも後部座席のほうがチャイルドシートの設置場所としておすすめできる理由がさらに2つあります❣

一つは、運転者は事故の際、とっさに自分を守ろうと車のハンドルをきってしまうため助手席の被害が大きくなってしまうことが多いそうです。

さらに、正面からの事故を想定した場合助手席にチャイルドシートを設置しているとフロントガラスの飛散を直接受けてしまう恐れがあことも考えられます。

<まとめ>

助手席にチャイルドシートを設置すると…

1.エアバッグ作動時に重大な事故に繋がる可能性がある。

2.とっさの時のハンドル操作では助手席への被害が大きくなる可能性がある。

3.正面衝突の際、フロントガラスの飛散を直接受ける恐れがある。

助手席にチャイルドシートを設置すると、子どもの命が危険にさらされるリスクが高まるということがお分かりいただけたかと思います。

チャイルドシートを後部座席に設置する場合のベストポジションは?

チャイルドシートを後部座席に設置する場合、後部座席の中でもさらに安全性が高いポジションがありますので、選ぶ余地がある場合はぜひ参考にしてください❣

<チャイルドシートを後部座席に設置する際、より安全性が高いと言われるポジション>

●後部座席が3列シートの場合…中央のシート
●後部座席が2列シートの場合…運転者の後ろの後部座席

3列シートの後部座席中央は、側面からの事故の際、窓際よりも衝撃を受けにくいため、より子どもが安全に乗車できるためチャイルドシートの設置場所としておすすめとのこと❣

2列シートの場合は、先ほどもご説明したように、運転者はとっさの事故の場合自分を守るようにハンドルをきることが多いと言われているため、後部座席にチャイルドシートを設置する場合は運転者の後ろ側に設置した方がより安全とのことです❣

まとめ

以上、チャイルドシートを助手席へ設置してはいけない理由と、チャイルドシートを後部座席に設置する際のより安全な取り付け位置についてご紹介しました。

これまで、どこに設置しても一緒かな?と思っていた方にも、チャイルドシートはどこに取り付けるかで安全性が変わるということがお分かりいだだけたかと思います❣

そしてチャイルドシートの設置場所を気にすることに加えて

チャイルドシートはただのイスではなく子どもの命を守るための安全装置という認識をもって使用することと安全運転を心掛けることも大切です😌✨

この記事がチャイルドシートを購入したもののどこに取り付けようかな?と迷っている方の参考になれば嬉しいです💕